ささやまビーファーム

2019/11/14 の日記





第24話 「鹿が出ます。イノシシが出ます。ささやまビーファームがあります」の巻


★ もくじ ★━━━━━━━━━━━★

1.ささやまビーファームは加東市の山奥にあります
2.細い道を根性で曲がるとビーファームに到着

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1.ささやまビーファームは加東市の山奥にあります



ささやまビーファームの工房&ギャラリーは兵庫県加東市にあります。ちょうど兵庫県のど真ん中。というか日本のちょうど真ん中にあたり、「日本中央標準時子午線標柱」が近くに立っています。

自宅はおとなりの丹波篠山市今田町で、クルマで5分くらいのところです。ささやまビーファームと名付けたときにはまだ工房がなく、当初は名前のとおり「丹波篠山市(当時は篠山市)」で工房を探していたのですけど、物件めぐりで行きついた先が現在の工房でした。

ここはバブル最盛期に、別荘地として開拓したところのようで、何軒か空き家が並んでいるのですが、だれも住んでいません。時折、リタイアした老夫婦が農作業に来るのと、一番奥の古倉庫でスラックラインという、ゴムを使ってビヨーンビよ~んと空中に飛んで回ってするスポーツの練習に来る若者がいるくらいです。
ビーファームの工房はパナホームが作った建物だからか、とても頑丈で、これが気に入った大きな理由の一つです。

まわりに人が住んでいませんので、ここで養蜂もできますし、精油(エッセンシャルオイル)の蒸留をしても「くさい」といわれるクレームなども皆無です。また、水は地下水を使っています。ビーファームの工房の山の反対側には、あの清酒黄桜の工場がありますので、ビーファームの水は黄桜の水と同じ水だ、といっています。

水道水ではなく地下水を使うのは精油用です。
精油の蒸留で水道水を使うとどうしてもカルキが入ってしまいます。そのためきれいな地下水が使えるところを探していました。ただ、買ってすぐには地下水は使えず、おおがかりな工事が必要だったのですけど(この工事の奮闘記はまた別の機会に)。

2.細い道を根性で曲がるとビーファームに到着



工房は、ほぼ国道372号線沿いにあります。
丹波篠山市から国道372号線を進み、黄桜の工場を過ぎると加東市です。そこから山を1分くらい下ると、右にたくさんの太陽光パネルが並んでいて、そのパネルが終わるころに小さく「ささやまビーファーム」と手書きの看板があります。そこを右に入ります。

加東市側から行くと国道372号線を上鴨川の信号を過ぎて、鴨川の郷キャンプ場を過ぎ、池を過ぎたら「ささやまビーファーム」の看板が見えます。そこを左に入ります。

「えー!こんなほっそいほっそい道入れるの?」というくらい細いですが入れます。大丈夫です。根性で曲がってください。
道なりに進むと、木々で昼間でも暗い道になりますが、2~3分でビーファーム到着です。途中、昼間でも鹿がいるときがあります。夜は必ずいます。時折、イノシシやタヌキなどもいます。
ビーファームの隣の畑で、たとえばツバキを植えると、翌日には棒だけになってします(笑)。鹿が食べちゃうのですねー。だから、ビーファーム横にはローズマリーやラベンダーのような、鹿が食べないものを植えるようになってしまいます。

ギャラリーオープンと工房公開日は、毎週金曜日と日曜日(第四日曜日除く)です。ただ、山や畑、イベントに行かない日はほとんど工房にいますので、玄関をドンドンドン!と叩いていただくと、出てきます。
工房ではよく精油の蒸留をしていますし、春から夏にかけては工房横にも養蜂箱を置いていますので、お買い物ついでにそれらの見学もどうぞしていってください。


ただ、問題は「最寄り駅なし」ということですね。バスもありません。お越しの際はクルマか、あるいはJR古市駅で電話いただいたらお迎えにあがりますが、20分ほどかかります。


あ、そうだ。
ビーファームの住所です。

ささやまビーファーム 工房&ギャラリー
工房 兵庫県加東市上鴨川1061
自宅 兵庫県丹波篠山市今田町下小野原301-2
電話 079-506-4163