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石鹸ができるしくみ 〜 水酸化ナトリウムの役割 〜

石鹸は、実はとてもシンプルなしくみから生まれます。
水と油、そしてアルカリ。
昔から続く自然の原理を活かしながら、篠山石鹸は肌あたりや使い心地まで考えて仕立てています。

石鹸ができる仕組みのイメージ

石鹸は、自然のしくみから生まれました

石鹸は、もともととても素朴なしくみから生まれたものです。
昔、山火事のあとに雨が降り、水・動物の脂・木の灰が混ざることで、 偶然にも石鹸のようなものが生まれたと考えられています。

木の灰にはアルカリ性の成分が含まれていて、それが油と反応することで、汚れを落とす性質が生まれます。
今の石鹸づくりも、基本の考え方は同じです。
篠山石鹸では、水は兵庫県加東市の山あいの天然水を使い、オリーブオイルを中心に植物油をブレンド。
そして、固形石鹸をつくるために水酸化ナトリウムを使っています。

この水酸化ナトリウムは、石鹸づくりに欠かせないアルカリです。
油をそのまま固めるのではなく、石鹸へと変化させるために必要なもので、 世界中の固形石鹸づくりに使われています。
ちなみに、水酸化カリウムを使うと液体石鹸になります。

篠山石鹸では、できあがってすぐに使うのではなく、1か月以上じっくり熟成させています。
さらに油分を少し多めに設計することで、石鹸の中にわずかに油分を残し、 洗いあがりのしっとり感につなげています。
石鹸が環境の中で分解されやすいのも、こうした自然由来のしくみがあるからです。

ポイント

石鹸は「水・油・アルカリ」の反応で生まれます。
その基本はとてもシンプルですが、配合や熟成の考え方で使い心地は大きく変わります。

オイルの違いが、しっとり感と泡立ちを決める

オイルによる石鹸の仕上がりの違い

石鹸の洗いあがりは、どんなオイルを使うかで大きく変わります。
篠山石鹸では、しっとり感と泡立ちのバランスを大切にしながら、配合を組み立てています。

オリーブオイルは、しっとりとした洗いあがりが魅力です。
保湿感が高く、やさしい使い心地になりますが、その分、泡立ちは控えめで石鹸もやわらかめになります。
「ピュア100」や「蜂蜜&ひのき」は、オリーブオイル100%で仕立てた、特にしっとり感の強い石鹸です。

ココナッツオイルは、もこもことした泡立ちを支えるオイルです。
汚れや皮脂を落とす力がしっかりある一方で、配合が多すぎると洗浄力が強くなりやすいため、 篠山石鹸では肌あたりとのバランスを見ながら使っています。

パームオイルは、石鹸に硬さを与える大切な役割を持っています。
使いやすい形を保ち、毎日の石鹸として扱いやすくするために欠かせない存在です。
篠山石鹸では、添加物の入っていないものを選び、仕上がりの安定感にもつなげています。

特別な原料が、石鹸それぞれの個性をつくります

保湿や美容の特別成分の紹介

篠山石鹸の個性は、ベースのオイルだけでは決まりません。
保湿感や肌あたりを整える特別な原料を加えることで、それぞれの石鹸らしさが生まれます。

ココアバターは、肌表面を包むような保湿感があり、乾燥しやすい季節に頼もしい成分です。
「はちみつココアバター石鹸」が乾燥肌の方に人気なのも、このしっとり感があるからです。

レッドパーム油は、精製前ならではの赤みを持つオイルで、ビタミンAやビタミンEを豊富に含みます。
「自家製蜂蜜石鹸」や「蜂蜜プロポリス石鹸」では、この原料が石鹸の魅力を支えています。

シアバターは、しっとりというよりも、なめらかでさらりとした肌触りをつくる成分です。
「蜂蜜プロポリス石鹸」や「竹炭プロポリス石鹸」「ピンククレイプロポリス石鹸」「和漢石鹸」にも使われています。

石鹸づくりは、とてもシンプルな科学のようでいて、実は素材の選び方ひとつで表情が変わる奥深い世界です。
自然のしくみを活かしながら、毎日の使い心地まで整えていく。
そんな積み重ねが、篠山石鹸のやさしさにつながっています。

石鹸は、ただ汚れを落とすだけのものではなく、
素材の選び方と組み合わせで、肌への寄り添い方まで変わっていきます。

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