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蜂蜜の安全性

ジャーマンカモミールの魅力

白く可憐な花を咲かせるジャーマンカモミール。
小さな花からは想像できないほどのやさしい力を秘めており、昔から人々の暮らしを支えてきました。
私たちささやまビーファームでも、自社の畑で育てたカモミールを蒸留し、その精油を製品づくりに活かしています。
ここでは、そんなカモミールの魅力をご紹介します。

癒しの小さな花 ― カミツレの歴史

ジャーマンカモミールは、和名を「カミツレ」といい、学名は Matricaria recutita。
キク科に属し、ハーブとして花の部分が使われます。
ふんわりとした香りは青りんごに似ており、その語源「Chamomile」もギリシャ語で「大地のリンゴ」を意味するほど。

この小さな花は、古代エジプトやヨーロッパで薬草として重宝され、ハーブティーや外用薬として人々の生活に欠かせない存在でした。

特にカモミールティーは「眠りのハーブ」として親しまれ、赤ちゃんや妊婦さんにも安心して使われてきた歴史があります。
可憐な見た目とは裏腹に、長い時代を通じて人々の健康と癒しを支えてきた力強い植物なのです。

青い雫に宿る、自然のちから

カモミールの花を蒸留して得られる精油は、ほんの少ししか採れない、とても貴重なものです。
白く小さな花びらから生まれるその精油は、意外にも鮮やかな青色をしています。これは「カマズレン」という成分によるもので、
蒸留の過程で生まれるこの青色は、まるで自然が生み出す神秘のしるしのよう。

この青い精油には、古くから人々が頼ってきたやさしい力が秘められています。
肌の炎症を鎮めたり、かゆみを和らげたりする抗炎症作用・抗掻痒作用はもちろんのこと、香りそのものにも深いリラックス効果があります。
心を落ち着けたいときや、眠りにつく前の時間に使うと、ふっと肩の力が抜けていくような安らぎを感じられるのです。

また、精油を扱うアロマセラピーの世界では、ジャーマンカモミールは「心を静めるハーブ」としても知られています。
日々のストレスや緊張で揺らぎがちな肌や心に寄り添い、やさしく支えてくれる存在です。
ただし、キク科アレルギーをお持ちの方には注意が必要です。

小さな花から生まれる青い一滴。その一滴には、自然が長い年月をかけて培った力と、私たちを癒す知恵が凝縮されています。

効率重視の習性

畑からクリームへ ― 贅沢なやさしさ

ささやまビーファームの畑では、初夏になると小さな白いカモミールの花が一面に咲き誇ります。
風に揺れる花畑の中で、一つひとつの花を指先でそっと摘み取る作業は、とても根気のいる仕事。
けれど、その瞬間からすでに、甘くやさしい香りがふわりと広がり、摘む人の心まで穏やかにしてくれます。

摘み取った花をたくさん蒸留して、ようやく得られるのはほんのわずかな精油。
その一滴は、まさに自然の恵みを凝縮した「宝物」です。
その貴重な精油を、自社の養蜂場で採れたみつろうと、やさしい使い心地のスイートアーモンドオイルとあわせて仕立てたのが、みつろうカモミールクリーム。

肌にのばした瞬間、ほんのりと広がるカモミールの香りは、畑に咲く小さな花々を思い出させます。
自然そのままのやさしさに包まれながら、しっとりとうるおいを与えてくれる贅沢なケア。
毎日のスキンケアの中で、ちょっと特別な時間を過ごしていただけるはずです。

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